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今日は、
「信頼の積み重ねで差をつける」
という機能について説明いたします。
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最近改めて感じることに、「信頼感」の力があります。
先日も、超初歩的な失敗をしたことを思い切り反省していたのですが、クライアントはそれについては何も触れませんでした。
逆に、こちらは何も間違っていないにもかかわらず、コミュニケーション不足のせいで、大きな問題になったケースもあります。
結局、そのクライアントとは誤解が解けず、こちらから解約を願い出る結果になりました。
悪いことはしていませんが、先方からしたら僕のミスだと考えています。
問題は、僕が彼らに対して、契約期間も短かったと言う事もあり、「信頼感」を醸成できていなかったことだと思います。
例えば、社内でもお互いに信頼できる関係だと、コミュニケーションもスムーズに行え、必要以上の時間をかけることもなく、クライアントに対して十分な価値提供を行えます。
クライアントに対しても同様で、信頼関係が十分に築けていると、例えばある税務処理についての僕の判断について説明をしたときにも、
「あべきがすることなので、間違っていないだろう」
「きっとあべきは私の有利な処理をしてくれたんだろう」
と感じてくれます。
これは、もちろん、僕の税務判断が正しいのが前提ですし、だからといって説明責任を果たさなくて良いわけではありません。
絶対に、しっかり説明はします。
逆に信頼関係がなくなっていると、必要以上に説明に時間がかかりますし、もしかしたら相手は他の専門家へ相談するかも知れません。
(実際に、一度あったのですが、)
さらに、そのクライアントの説明不足で、その他の専門家から正しい答えをうまく引き出せないことがあります。
すると、その専門家から僕の判断が間違っているという意見を聞いて、さらにクライアントは不信に思う。
この状態で、信頼関係を改めて築くのは、とても難しいと思います。
ものすごく手間がかかるにもかかわらず、リターン(この場合はクライアントからの「信頼」ですね)が少ない。
という事は、日頃から信頼関係を気付くような行動を取っていれば、その小さな信頼の積み重ねで、圧倒的なビジネスの差を作ることができると、改めて確信しました。
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つまり、税理士である僕は、信頼の積み重ねを日々意識しながらクライアントに応えていかなければなりません。