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言い切ることで、クライアントに安心感を与えることができる

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今日は、

「言い切ることの安心感」

という機能について説明いたします。


私が働いていた会計事務所では、とても参考になる仕事に対する姿勢がありました。
今となっては、ご迷惑をおかけしたクライアントもいたと思いますが(^^;)。

それは、「言い切る」と言うことです。

その当時、会計事務所での実務経験がなかった私は、クライアントから質問があっても、正直ほとんど意味が分かりません。
それでも、分かりませんとは言わないように教わりました。

そのため、とりあえずほとんど分かりませんが、それでも、ものすごいプレッシャーを感じながらも、「とりあえず答える。」そして、クライアント先を出て、大急ぎで調べる。
で、答えた内容が正しくても、正しくなくても、すぐに連絡をして、調べた中でさらに有益な情報を加えて、伝えるようにしていました。

例えば、税務に関する専門的な内容で、当時分からない内容であっても、
(1)まず回答し、
(2)税理士に確認し、
(3)「念のために税理士にも確認しましたが、やっぱり問題ないで
すね。さらには…」
と、さらに追加の情報をお伝えする。

その場で即答して、すぐに調べて連絡し、かつ、追加の情報を伝えることによって、まず、思考のスピードが高まりますし、自分自身の知識もつきますし、何よりクライアントに対して安心感を与えることが出来ます(間違っていたときの対応方法は、また機会があったら…(^^;))。

10年以上会計業界にいた経験から、今となっては、
(1)即答しなければならない質問
(2)調べなければ即答できない質問
(3)そもそも全く分からない質問
の区別もつきますので、見当違いの回答をすることはほとんどありませんし、
(3)の質問については、逆に素直に、

「社長、全く分からないので、調べる時間をいただけませんか?」

と聞くこともできるようになりました。

それでも、後で調べて、「さらに有益な情報を加えて回答する」と言う習慣は、まだ残っています。


今でも、クライアントと打ち合わせをするときに、AとBと二つの選択肢がある場合、どちらでも処理やメリットデメリット、ほとんど変わらないと言うときもあると思います。

例えば、その時に、

「どちらでもいいですよ」

と答えるのではなく、

「(どちらでもいいですけれども、)私ならAにします」

と答えることで、経営者の仕事である決断(選択)を減らしてあげることにつながりますね。


もちろん、上から目線で、「Aを選ぶべきだ」とアドバイスすることは問題が多いと思いますので、そこは区別が難しいですし、私はやるべきではないと思います(そもそも、アドバイスという言葉自体が好きではありません)。


つまり、税理士である僕は、判断を完全にクライアント任せにするのではなく、せめて「私ならAにします」と言う意見を、クライアントに対する判断材料として伝えます。

そうすることで、自分自身がこれまで培ってきた単なる知識を、クライアントのメリットに変えることが出来るのではないでしょうか。

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