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今日は、
「未来にWANTは必要か?」
という機能について説明いたします。
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先日のコーチングでのやりとりです。
彼はビジネスを興して既に15年。
以前のビジネスは後進に譲り、自身でまた新しいことを始められています。
前回とはまったく新しいビジネスをされていて、これも3年で大きくビジネスを展開されています。
しかし、ご自身のコーチングのテーマは、
「自分が何でビジネスをしているか、わからない」
でした。
僕の立場からすると、お仕事は順調で既に1つのビジネスを売り抜け、さらに始めたビジネスすら順調で、
めちゃくちゃ羨ましくてたまりませんが、もちろん、クライアント本人からしたら、深刻な問題です。
さらにクライアントは続けました。
「今、自分のビジネスは順調だけれども、ビジネスには波があるはず。
業績が悪くなったときに、自身にWANTがないとうまくいかない。」
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たしかに、自分の欲求があると、ビジネスを回す大きなエンジンになると思います。
しかし、欲求だけだと短期的なエンジンにはなりますが、長期的にはそれ”だけ”では途中でガス欠を起こして
しまいます。
クライアント曰く、その欲求がないために、先行き不安だということでしたが、そこで、クライアントに
対して、前回ビジネスを売却したときのことを振り返っていただきました。
しっかりその当時のことを味わっていただくと、ビジネスがうまくいかなくても、逆にビジネスがうまく
いってるときでもどんどんビジネスを進めることができたんです。
その時に、大切にしていたのは、
「信頼できる人」
でした。
自分が儲かろうが儲かるまいが、しんどくてもなんでも、その人のために、自分ができることを一生懸命
やっていたと。
そこにはやっぱり、自分の欲求やWANTはなかったことに気付いたんです。
最後に、その彼はしっかり腹落ちして、今の「信頼できる人」に対してしっかりビジネスを行おうと、
改めて決意されました(^-^)。
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税理士である僕も、エコとエゴの両輪をうまく活用しながら、クライアントのビジョン実現のお手伝いを
していきたいと思います。