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税理士に任せきりにしない

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今日は、

「宣言させる」

という機能について説明いたします。


税理士の仕事は、決算や申告時期以外は、「法律的な」締め切りはありません。

クライアントは、ものすごく単純に言うと、税金を申告して納付しなければならないから、税理士と契約して定期的に仕事を依頼しています。
実際はそうでない税理士の先生や、依頼者である納税者の方もいらっしゃるかもしれませんが、少なくとも僕たち税理士の立場から言うと、この点をしっかり自覚しておかなければならないと思います。


と言うことは、税理士は、クライアントがしっかりコントロールしなければ、ついつい仕事が遅くなるおそれがあります。

たとえば、毎年3月15日までに申告しなければならない所得税の確定申告書ですが、所得税の税額を計算した結果、税額が0円であったり、還付になることがわかっている場合、その申告を遅れさせる税理士がいます。
実際、サラリーマン不動産の申告書で、毎年6月に還付の申告書を提出しているのを見たことがあります。


この例であれば、納税者に不利益にはなりませんが、ほかの納税者の例では、ある年、その納税者は本業が忙しくて確定申告の準備が遅れていました。
そのせいで、毎年依頼している税理士への連絡が遅れ、そのせいで確定申告書の申告期限ぎりぎりに納税者から連絡したところ、なんと連絡が遅れたため今年の申告をしてくれなかったそうです。
もちろん連絡が遅れた納税者が第一義的には悪いのかもしれません。


しかし、僕の「普通」であればこのように考えます。

つまり、その税理士は仕事を毎年受注しているのですから、その納税者が今年も仕事を依頼してくれるのは容易に想像がつくはずです。
であれば、年に一回の関与であっても、事前に仕事を受注する税理士から、その納税者へ連絡をすることができたはずです。
と言うことは、今回このようになったのは、税理士の怠慢です。


もっと悪い例では、報酬を決めずに仕事をして、後になって高額な報酬を請求する税理士も知っています。

ですので、税理士に仕事を依頼するときには、仕事の締め切りや提出を「宣言させる」必要があります。

税理士に、日程や締め切り、その仕事の品質を宣言させる。
そうすることで、税理士の仕事をコントロールして、安心して本業に専念できると思います。

もちろん、その税理士に対して上から偉そうに宣言「させる」必要はありません。
いつ頃になるか、聞けば良いだけですよね。


コンサルの仕事であっても全く同じ事が言えます。

コンサルの場合は、クライアントから成果物を望まれて提出することが基本的です。
しかも、この成果物とは単なる資料ではなく、クライアントの「問題解決」自身が成果物です。
ということは、たとえクライアントが、こちらが依頼した宿題をやっていなかったとしても、「やらせられなかった」こちらが悪いんです。
もっとシビアに、やらせる仕組みが必要です。


そして、税理士である僕は、逆の立場から考え、「宣言する」と言うことを意識しなければなりません。
一年間の流れ、訪問する、もしくは訪問していただくタイミング、必要な書類、そして報酬、作業の範囲、やること、やらないことを、かならずクライアントに宣言して共有していただくことを意識しなければなりません。

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